ゆるふわ多摩会
「多摩地域の居場所を作ろう!」
2015年9月、とあるイベントをきっかけに奮起した多摩の大学生6人は、都内だけでなく多摩地域でもLGBTQの居場所をもっと作りたいと思いました。
まず6人はこのプロジェクトを「多摩会」と名付け、立川のファミレスでご飯を食べながらお話をしました。のちに、「多摩会」から「ゆるふわ多摩会」へ名前を変えてみました。
そして参加者を募り、川へ洗濯に行くでもなく、竹を割りに行くでもなく、高尾山へハイキングに行きました(2015年10月24日)。江戸東京たてもの園にも行きました(2016年2月6日)。中央大学で絶滅危惧種に遭遇したり(2016年5月4日)、もみじ狩りもしてみました(2016年11月26日)。
多摩には大学はたくさんありますが、LGBTQに関するイベントや交流会は都心でやっているものが多く、多摩で開催しているものは数が少ないです。
「都心へ行くのもいいけど、近場にあってもいいよね。」
ゆるめの意志で始まった「ゆるふわ多摩会」は、ゆるい紐帯で集まり、多摩の名所へお出かけしたりLGBTQやセクシュアリティ、ジェンダーについてお話したりしています。
対象は10代~20代でLGBTQに理解のある人。ご自身のセクシュアリティは問いません。
どんな大学・セクマイサークルが
関わっているか。
このほかにも津田塾大学や法政大学の学生が運営に携わっています。詳しくはすたっふ紹介のページをごらんください。
ゆるふわ多摩会のルール
ゆるゆる、ふわふわで居心地のよい場所作りのために、3つルールを作ってみました。これはもっとこうしたほうがいいんじゃない?という意見があったらその都度、ルールを変えたり足したりしていって、誰もが話しやすいゆるふわ多摩会にしていきたいです。
①ここだけのはなし
ゆるふわ多摩会に参加した人が安心して色々なお話ができるようにするため、今日聞いたことは「ここだけのはなし」にしましょう。多摩会以外の場所でだれかから聞いたことを勝手に話したり、許可なくSNSに載せたりしないようにしましょう。
②話したくないこともある
ゆるふわ多摩会はセクシュアルマイノリティに理解のある人たちの、多摩地域での交流を目的としてあつまってはいますが、参加者全員にそれぞれの生い立ちや背景があります。話したくないことは、無理に話さなくてもだいじょうぶ!
③きになったら聞いてみよう
②のルールにあるような、それぞれの「話したくないこと」がどんなことか最初はわからないので、こんなこと聞いて、もし相手を嫌な気持ちにさせたらどうしようと上手く交流ができないこともあるかもしれません。気になったら「このことについて聞いてもいい?」とたずねてみましょう。